建築物の全てのコンセント設備にはアース(接地)が必要です。
アース(接地)せずにパソコンを使用すると人体が電磁波に被爆します。
弊社は、役職員の執務環境を改善するためにコンセントのコールドライン(0V極)
を自動検知する「プラグインアース」により、安全にアース(接地)を行いました。
電磁波は、Wi-Fi電波から、PC、キーボード・マウスから別々に発されています。
対策として執務空間はWi-Fiの使用を止めます。全てのWi-Fi機器を有線に変更します。
有線機器は、アース(接地)を行い電場(電界)を減らします、磁場(磁界)は距離
をとることにより軽減できます。
世界で最も厳しいスウエーデンの規制ガイドライン「MPR-Ⅱ」が定める「電場」の
安全基準は25V/m以下、つまり、「電場」の値が「25V/m以下」であれば、
ひとまず安心です。
磁場の基準は2.5mG(ミリガウス)以下≒250nT(ナノテスラ)以下
電磁波対策前のデスクトップPCモニター電場440V/m、キーボードが
133V/m、ノート型PCが214V/m、基準値の数値を超えています。
電磁波対策としてプラグインアースで接地を行うとデスクトップPCモニター電場
2.0V/m、キーボード電場3.9V/m、ノート型PC電場1.7V/m
基準値を下回りました。
弊社は、役職員の健康に影響を及ぼす電気ケーブル発生電磁波に対してはシールド材
による遮断、スマートメーター等の高周波に対してはdinnteco-100plusやPDCEな
どの省イオン避雷針などによる空間アースで電磁波対策を施してまいります。
プラグインアースとプラグインアースをノート型PCのUSB端子から接地する様子。
デスクトップPC磁場0.31mG、電場440.3V/m 対策前
なお、液晶画面がLEDブルーライト対策フィルター越しなので若干電場は小さく
なっています。
デスクトップPCWi-Fiキーボード磁場0.27mG、電場133.4V/m 対策前
ノート型PC交流電源接続未充電、磁場0.31mG、電場245.4V/m対策前
ノート型PCモニター表面にはLEDブルーライト対策フィルムとレチカレ・アイ・
プロテクトフィルムの二重のフィルムを張り付けているため若干電場は小さくなってい
ます。
デスクトップPC USBアース接続
デスクトップPC Wi-Fiキーボード電池部位アース接続
デスクトップPC 磁場0.29mG、電場2.0V/m 対策後
デスクトップPCWi-Fiキーボード 磁場0.27mG、電場3.9V/m 対策後
ノート型PC 磁場0.39mG、電場1.7V/m 対策後 USBアース接続