日本は電磁波対策後進国です、国家としてなにも対策を講じ
ていません。
当社代表が(一社)沖縄県ビルメンテナンス協会のパソコン
執務環境の電磁波対策を施しました。
対策可能な電場に対してアース(接地)を施しました。
磁場は、発生源から距離を取ることで影響を小さくすること
ができます。
建物で一番影響があるのは、電柱から建物の中に引き込まれ
る幹線ケーブル、その他電磁波を発生させる冷蔵庫などの
家電製品から安全な距離をとることがとても大事。
集合住宅は、上下左右の居住者電化製品や天井壁床下から通
るケーブル電磁波によって人の健康に重大な影響を与えます
今回の対策は、非Wi-Fi有線モニター、本体、キーボード、
マウスのパソコンとパソコンテーブル下の電話受信機、蓄電
池、サーバーについてアース(接地)を施し基準値以下に致
しました。
47都道府県ビルメンテナンス協会で初めて対策を行いまし
た。
電磁波による被爆は身体に様々な影響を生じさせます。
当社は、沖縄県で初めて一般向け電磁波対策サービスを行い
ます。
電磁波は電場の電、磁場の磁、電波の波 を合わせて電磁波
といいます。
日本電磁波協会EMFAの電磁波基準は
電場25V/m以下
磁場2.5mG(250nT)以下
安全基準の根拠
①MPR-II(スウェーデン:VDT電磁波規制ガ
イドライン)
交流電場:25V/m以下
交流磁場:2.5mG以下
スウェーデンで1990年に策定されたパソコンのモニターから
発生する電磁波に対する安全基準。
②バウビオロギー(ドイツ:寝室領域におけ
るバウビオロギーの指針値 SBM-2015)
交流電場:1V/m以下(問題なし)
1~5V/m(さほど問題なし)
5~50V/m(かなり問題あり)
50V/m以上(極めて問題あり)
交流磁場:0.2mG以下(問題なし)
0.2~1mG(さほど問題なし)
1mG~5mG(かなり問題あり)
5mG以上(極めて問題あり)
対策前パソコンモニターから50cm離れた空間
電場112.9V/m EMFA基準値の4.5倍
磁場115nT(1.15mG) EMFA基準値内
パソコンモニター対策前
電場 745.3V/m EMFA基準値の30倍
磁場112nT(1.12mG) EMFA基準値内
執務者の身体への電磁波被爆状況
電場589.0V/m EMFA基準値の23.56倍
磁場110nT(1.11mG) EMFA基準値内
パソコンモニター対策後
電場18.0V/m EMFA基準値内
磁場125nT(1.25mG) EMFA基準値内
電話受信機対策前
電場624.4V/m EMFA基準値の25倍
磁場90nT(0.9mG) EMFA基準値内
電話受信機アース対策後
電場24.9V/m EMFA基準値内
磁場97nT(0.97mG) EMFA基準値内
蓄電池アース対策後
電場13.9V/m EMFA基準値内
磁場912nT(9.12mG) EMFA基準値の3.6倍、磁場につ
いては、蓄電池から30cm以上距離を取れば、基準値以下に
減ずるので距離対策を行う。
サーバーアース対策後
電場23.7V/m EMFA基準値内
磁場336nT(3.36mG) EMFA基準値の1.3倍、機器から
5cm程度の距離を取ることで基準値内に収まるため距離対策
を施す。
これで、執務テーブル越しの帯電電磁波被爆も防ぐことが
できました。