中央監視室は、建物や建物設備などを集中的に管理するための場所であり、建築基準法及び建築基準法施行令の規定により、一定規模の建築物において設置が義務づけされています。最近では、消防法に基づく防災センター機能も併せて一体化し、効率的な管理が行われております。
当社は、お客さまの要望に応じて、第3種電気主任技術者、第1種、第2種電気工事士、ボイラー技士、冷凍機械製造保安責任者、消防設備士、消防設備点検資格者、エネルギー管理士、管理員、危険物取扱者、防災センター要員(自衛消防業務講習修了者)、防火防災管理者を常駐派遣し、来訪者の受付、案内、鍵の管理、防犯カメラの監視、録画、館内放送の実施、外部通信、熱源設備、給排水設備等の主要建築設備の監視、遠隔操作等に対応致します。
又、遠隔設備信号受信システムにより設備員を急行させるシステムについても対応しております。
設備定期点検整備業務
設備定期点検整備業務には、建築基準法・電気事業法など各法令で義務付けられている「法定保守点検」と設備 機器を常に最良の状態に維持する為の「定期自主点検」に分けられます。
事務所ビルにおける、主な法定保守点検は以下のとおりで、建物の用途、設備の種類などによって、法定点検業務が義務化されており、その周期についても定められています。
関係法 | 法定保守点検項目 | 管理周期 |
---|---|---|
建築基準法 | 特殊建築物等定期調査報告 建築設備定期検査報告 昇降機等の定期検査 |
1回/年~3年 1回/年 1回/年 |
電気事業法 | 受変電設備定期点検 | 1回/年 |
消防法 | 消防用設備定期点検(機器点検) 消防用設備定期点検(総合点検) 防火対象物定期点検報告 防災管理点検報告 消防用ホース・連結送水管の耐圧性能試験 |
1回/年 1回/半年 1回/年 1回/年 製造後10年経過後3年毎 |
建築物衛生法 | 空気環境測定 飲料水水質検査 遊離残留塩素測定 貯水槽の清掃 排水設備の清掃 ネズミ・昆虫等の調査 ネズミ・昆虫等の防除 建物内の定期清掃 雑用水水質検査 |
1回/2ヵ月 1回/半年 1回/週 1回/年 1回/半年 1回/2ヵ月 必要に応じ実施 1回/半年 1回/2ヵ月 |
労働安全衛生法 | ボイラー圧力容器性能検査 | 1回/年 |
大気汚染防止法 | ばい煙濃度測定 | 1回以上/半年 |
主な設備機器の定期自主点検は以下のとおりです。
その他 | 自主保守点検項目 | 管理周期 |
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冷温水発生機保守点検 空気調和機点検整備 パッケージエアコン点検整備 空調用エアフィルター清掃 空調用エアフィルター取替 証明器具清掃 給気、排気口清掃 自動扉点検整備 機械駐車装置保守点検 昇降機等保守点検 シャッター整備保守点検 |
4回~6回/年 1回/年 4回/年 4回/年 1回/年 1回/年 1回/年 4回/年 1回/月 1回/月 1回/年 |
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定時防災機器起動表示確認状況(予防管理) |