6月28日㈮に第6回衛生害虫対策セミナーが神奈川県川崎市産業振興会館にて開催されま
した。主催は一般財団法人 日本環境衛生センター 共催は日本防疫殺虫剤協会・日本家庭
用殺虫剤工業会 後援は厚生労働省トコジラミ研究会。
①最新の駆除事例 ②宿泊施設での発生実態 ③薬剤抵抗性の現状 ④調査器具・調査方
法 ⑤ピレスロイド剤抵抗性トコジラミに有効な殺虫剤の効力及びその使用方法について
9:45から16:45の間受講いたしました。 当社からは、常務取締役の大嶺健太郎を派遣い
たしました。
特筆すべきは、薬剤を適切に選択塗布することにより、2DK居室内に10,000匹以上の生
息状態の施工先においても1回の薬剤散布により、1か月後には、被害の再発が認められな
く、1年後現在の再調査時にも生息は認められないという薬剤が紹介されており、当社も
即、導入致しました。
あるPCO企業の報告によると相談・施工されるお客様の31%がマンション居住者・20%
がアパート団地・16%が戸建借家 一般の方々が実に67%の割合を占めており、宿泊施設
は10%にとどまっております。また、全国に営業所を有するPCO企業の報告によると、
2012年に限っては、沖縄県の発生件数が7件と全国で5番目に多く、人口割合においては
全国一の発生件数という報告がありました。虫体の伝染ルートはいまだ解明されておりま
せんが、統計的な発生件数の比較によると、東日本大震災時の外国人観光客の減少時には、
PCO企業の受注件数も減少していることを考慮すれば、推測の域を出ませんが、外国人
宿泊客を通じて、宿泊施設を媒介先として国内に蔓延していることが考えられます。
当社は、このような最新の情報を日々収集し、お客さまサービスを向上させるために努力
いたしております。なお、沖縄県の自治体・地方公共団体・民間事業主等で今回のセミナー
を受講したのは当社だけでした。
緊急セミナー:トコジラミ対策(川崎市)
2013/06/29